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浮気コラム4‐「男と女の修羅場」

調査結果が浮気をしていたということは多いのですが、中には「尾行中にホテルに入ったら
とか女の家に行ったら連絡下さい。」という依頼者もいる。
つまり現地に乗り込みたいと言う事ですね。

探偵は基本的にそういう部分には立ち入りませんが
中には刃傷沙汰でも起こしかねない勢いの依頼者もいます。
場合によっては現場まで同行し何かあったら止めるということもあります。

ある女性依頼者が愛人のアパートに乗り込んだときの話ですが
探偵がマンションの廊下で待っていると部屋の中から「裏切り者!」という声とともに
皿などの割れる音が響く。
慌てて部屋に入ってみると部屋の中はぐちゃぐちゃで
パンツ1枚のダンナがオロオロと慌てふためいていました。
隣には全裸で毛布を羽織り片手に携帯電話を持った愛人が呆然としていました。
探偵は玄関口に立ちながら、奥さんの荒れっぷりに唖然として立ち尽くしていました。
もちろん何かあったら止めようとしていたのですが・・・

5分後、何故か警察がやってきました・・・愛人が通報していたのでした。
奥さんは警官に取り押さえられ、そこで何故か探偵も話を聞かれることに・・・
愛人の話によると「玄関口に立っている男が怖くて逃げられなかった」と言うのです。
実際その探偵は見た目もがっちりしていて、お世辞にも人相が良いとはいえない男性でした。
もちろんすぐに事情を説明し解放されましたが、それ以来この探偵は修羅場への同行は拒否しています。

修羅場になる場合というのは愛人が奥さんに対抗しようとしたときに起こりやすいようです。
夫だけだと奥さんが一方的に浮気を責めるという感じになります。
「夫が妻の浮気現場に乗り込む」というのはケースとしては非常に少ないようです。
女性は逆ギレするケースもありますし男性はそういう現場に行くのを恐れるようです。
「みじめな気持ちになる・相手の男と喧嘩などを避ける」ようなところがあるようです。
浮気現場を見られた側は割と冷静に立ち回ろうとすることが多いようですが
現場に踏み込んだ側が感情が頂点まで高ぶっている場合がほとんどのようです。

実際には行わないよう参考までと受け止めてください。

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